よくあるご質問
金属アレルギーでもインプラント治療はできますか?
金属アレルギーをお持ちの方は、あらかじめドクターに伝え、リスクの低い素材でできたインプラントを提案してもらいましょう。
一般的なインプラントに使われる素材はチタンですが、チタンは生体親和性に優れ、金属アレルギーを起こしにくい素材です。
そのため、チタン製のインプラントを選べば金属アレルギーのリスクは低いと言えますが、格安インプラントのなかには「チタン合金」でできたインプラントもあるので要注意です。
合金である以上、金属アレルギーのリスクは高くなってしまうため、チタンインプラントを選ぶ際はチタン100%であるかどうかをチェックすることが重要です。
近年では、ジルコニアなどチタン以外のインプラントも登場していますので、金属アレルギーの不安がある方は、必要に応じて検査を行ったうえで素材を選ぶようにしましょう
小児矯正が失敗してしまう可能性があるとしたら、どのようなことが原因になりますか?
お子さんの矯正治療が失敗してしまう原因として多いのは、矯正装置を付ける時間を守らないことです。
歯科医院の指示に従って矯正装置を装着していないと、当然、歯並びを整える計画も崩れてしまいます。
また、歯科医院に通うのをさぼってしまうのもNGです。定期的に経過を観察してもらわないと、やはり計画どおりに治療を進めるのが難しくなってしまうことがあります。
その他、口呼吸や指しゃぶりといった癖によって不正歯列になっている場合は、原因になっている癖そのものを改善しないと、矯正治療を受けたとしても理想的な歯並びにはできません。
矯正治療を受けるのは何歳くらいがいいですか?
矯正治療は、大人になってから受けるより子どもの頃に受けたほうがいいと言われています。
子どもは顎の骨がまだ成長段階にあるため、骨の成長を利用して歯並びを整えることができるのです。
とはいえ、もちろん大人になってからでも矯正治療は可能です。
大人は顎の骨の成長が終わっているため、子どもの矯正とは別の方法になりますが十分に歯並びを整えることは可能です。
最近は、結婚式や就職活動のため矯正治療を受ける人が増えていますが、それは矯正治療が笑顔を素敵に見せる手助けになるからです。
矯正治療を受けるタイミングはその人次第ですが、歯並びが気になっているのであれば、なるべく早く治療を受けたほうがいいでしょう。
むし歯が母子感染すると聞きましたが本当ですか?
むし歯は細菌感染によって起こります。
お口の中にむし歯菌がいるお母さんが使ったスプーンで赤ちゃんにごはんをあげたら、赤ちゃんのお口の中にむし歯菌が移り、むし歯が発症する可能性は十分にあります。
同じ食器を使うほかにも、口移しでごはんをあげたりすることで赤ちゃんにむし歯菌が感染することもあります。
逆に考えると、赤ちゃんとのスキンシップを一切なくせば母子感染のリスクは下がりますが、それは現実的に難しいでしょう。
むし歯菌の母子感染を防ぐために重要なことは、お母さんをはじめとするご家族が口腔内を清潔に保つことです。
家族の口腔内にむし歯菌が少なければ、それだけ感染のリスクも下がります。
ホワイトニングの効果はどのくらい持つ?
ワイトニングの効果は通常、3ヶ月~1年くらい持続します(個人差はあります)。歯科医院で行うオフィスホワイトニングは効果が出るのが早い反面、白さが持続する期間が短いのが弱点です。
インプラント治療の長所・短所を教えてください。
インプラント治療のメリットは、入れ歯やブリッジより格段に天然歯に近いことです。
インプラントは天然歯とほぼ同じ感覚で物を噛むことができますし、見た目も自然で美しく、周囲の人にインプラントだと気付かれる心配はほとんどありません。
一方、インプラント治療のデメリットとしては費用面が挙げられます。
高度な技術を要するうえに保険が効かないため、患者様の経済的な負担も大きくなります。また、入れ歯やブリッジと違って外科手術を伴うことも、人によってはデメリットになるでしょう。
子どもが指しゃぶりをしていると歯並びが悪くなりますか?
出っ歯やガタガタの歯並びなど、子どもの不正歯列の原因の一つが指しゃぶりなどの癖だと言われています。
歯並びがきれいな子になってほしいなら、指しゃぶりの癖は直すに越したことはありません。
とはいえ、指しゃぶりは小さい子どもにとっては自然な行為なので、3歳くらいまでであれば無理に止めさせる必要はないでしょう。4歳以降も指しゃぶりが直らない場合は、歯並びへの影響を懸念すべきです。
歯並びが乱れる前に、指しゃぶりを止めるように指導しましょう。
指しゃぶりの他にも、下唇を噛んだり、爪を噛んだり、舌で歯を押すなど、歯並びに悪影響を及ぼす癖はいくつかあります。
日頃からお子さんの様子を観察しておくのはもちろん、歯並びに心配があれば歯科医院に相談するようにしましょう。
矯正治療を受けるのはどんな歯科医院がいいですか?
矯正治療は歯科治療のなかでも特殊な分野であり、ドクターには高度な専門性が求められます。
また、精度の高い矯正治療を実現するためには、設備機器が整備されていることも重要です。
費用や立地だけで矯正治療を受ける医院を決めてしまうと、満足のいく治療を受けられないかもしれません。
最低限、ドクターの専門性や実績、医院の設備機器の充実度はチェックするようにしましょう。複数の医院でカウンセリングを受けたうえで比較検討するのがいいでしょう。
うして歯磨きをしているのにむし歯になるのですか?
「歯磨きをしているのに虫歯になる」という方のなかには、口内環境は人によって異なるため、手入れをしていてもむし歯になる可能性はあります。
むし歯になる原因は歯質や食生活も影響しているためケアをしているからむし歯にならないとは言い切れないのです。
ケアしても虫歯になりかねないとはいえ、毎日の歯磨きは必須です。
ブラッシングはむし歯予防の基本中の基本。まずは正しいブラッシング方法を身につけることが大切です。歯医者で歯垢の染めだしやブラッシング指導を受けることもできます。
また、フッ素塗布もオススメです。フッ素は歯質を強化し、むし歯菌の働きを抑えてくれます。
ホワイトニングに副作用はありますか?
歯科医院で取り扱っているホワイトニング剤は安全性が確認されています。
人体に有害な成分などは含まれていませんが、ホワイトニング剤の濃度によって、また施術を受ける人の口腔内の状態によっては知覚過敏が起きるケースがあります。
オフィスホワイトニング中に知覚過敏の症状を感じたら、ドクターに申し出ましょう。
ホームホワイトニング中に知覚過敏が起きたら、いったん施術を中断して、歯科医院に相談してください。
そのまま施術を続けていると、知覚過敏の症状がひどくなることがあります。