よくあるご質問
今すぐホワイトニングを始めることは可能ですか?
ホワイトニングを安全に行い、効果を最大限に発揮するためには、事前に口腔内環境を整える必要があります。
むし歯や歯周病があればホワイトニングより先にそれらの治療を行います。
また、冷たいものが歯にしみるなど、知覚過敏の症状がある場合も治療を優先します。
これは歯周病や知覚過敏などで歯茎が下がっている部分にホワイトニングの薬剤が触れると、痛みを伴う恐れがあるためです。
また、通常はホワイトニングをスタートする前にスケーリングという施術を行い歯に付いたプラーク(歯垢)や歯石を除去します。
ホワイトニングの薬剤をムラなく浸透させ、より高い効果を得るには口腔内をしっかりクリーニングしておくことが重要です。
インプラントに年齢制限はありますか?
インプラント治療を受けられる年齢に上限はありません。
ただし、チタン製のインプラント(人工歯根)を顎の骨に埋め込む手術を問題なく行うために、健康状態が万全である必要があります。高齢によって新陳代謝が低下している方の治療は避けるケースもあります。もちろん、70代や80代の方でも手術前の精密検査で大きな問題が見つからなければ、インプラント治療を受けることは可能です。
また、個人差はありますが、顎の骨が成長過程にある10代のうちはインプラント治療を受けることができません。未成年の方が歯を欠損してしまった場合は入れ歯などの応急処置を取り、顎の成長が完全に止まった後にインプラント治療を検討することになります。
妊娠中の矯正治療で気をつけるべきことはありますか?
治療中に妊娠された場合も継続して矯正治療をお受けいただけますが、妊娠が分かった時点で一度主治医にご相談されることをおすすめします。
矯正治療が完了するまでには1~2年以上かかりますが、妊娠中に口腔内環境が変化しても、丁寧な口腔ケアを続ける必要があるためです。
妊娠中の口腔内環境の変化には、つわりでブラッシングが難しくなることや、ホルモンバランスの変化によって口腔内の環境が代わり、虫歯や歯周病になりやすくなることが挙げられます。
また、歯に矯正装置をつけているため、食べカスや歯垢が溜まりやすい状態でもあります。
矯正治療を成功させるためには妊娠中も口腔内環境の清潔を維持することが必要です。
急患対応はしてもらえますか?
基本的に急患対応いたします。
ただし、ご予約の患者様がいらっしゃる際には、少しお待ちいただく場合がございます。
ご予約状況によっては対応が難しいケースもございますので、急患の場合はご来院の前に一度お電話にてお問い合わせください。
子どもへの仕上げ磨きは何歳まですべきでしょうか?
学年で言うと、小学校低学年(1年生・2年生)くらいまでが目安です。
いわゆる「六歳臼歯」が生え終わるタイミングなので、虫歯予防のためにもしっかりと仕上げ磨きをしてあげてください。
小学校中学年(3年生・4年生)になるまでには、お子さん自身できちんと歯を磨けるようになっておく必要があるため、仕上げ磨きの際にブラッシングの重要性について教えるとよいでしょう。
なお、六歳臼歯は溝が深いため、しっかりとブラッシングしないと食べかすや歯垢が溜まりやすくなっています。
歯科医院の定期検診で虫歯を予防するフッ素塗布や、歯科用プラスチックで奥歯の溝を塞ぐシーラントなどの処置によって、虫歯になりにくい口腔内環境をつくることができます。
歯の色が気になっているのですが、歯科医院の施術で改善できますか?
歯の黄ばみや黒ずみを改善するには「ホワイトニング」と呼ばれる施術が効果的です。
ホワイトニングは大きく2種類あり、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が施術する「オフィスホワイトニング」と、自宅で毎日自分で行う「ホームホワイトニング」があります。
オフィスホワイトニングは即効性が高いためすぐに白さを実感できますが、時間と共に効果が薄れてしまいます。ホームホワイトニングは白くなるまでに時間がかかりますが、歯の白さが長持ちしやすくなっています。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用することで、より効果を実感できるでしょう。
ただし、天然歯ならどんな状態でもホワイトニングで白くできるわけではなく、強く変色している歯に関してはあまり効果を発揮できないことがあります。
ホワイトニングが有効でない箇所には、歯の表面を薄く削ってセラミックを貼り付ける「ラミネートベニア」や、歯の周囲を削ってセラミックを被せる「セラミッククラウン」などの施術方法があります。
インプラント治療で使用する麻酔はどんなものですか?
顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術では、基本的に局所麻酔を用います。
局所麻酔を用いれば歯茎を切開したり、骨を削ったりしている最中でも、ほとんど痛みを感じることはありません。
しかし、手術中の音や振動は感じてしまうので、人によっては精神的に不安定になり、血圧が上がってしまう場合もあります。手術に対して恐怖心のある患者様に対し、「静脈内鎮静法」という麻酔を併用して手術を行うことがあります。
静脈内鎮静法とは、腕の静脈に点滴をして安定剤を投与する麻酔です。
静脈内鎮静法を用いることで患者様はうたたねしているような感覚になり、不安や恐怖をほとんど感じず手術を終えることができます。
成人矯正の装置にはどんな種類がありますか?
成人矯正は大きく分けて、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の2つの装置を使って行います。
ワイヤー補正は従来から用いられてきた矯正方法で、歯の1本ずつにブラケットと呼ばれる装置を装着。
ワイヤーを通すことで歯に力を加え、少しずつ歯並びを治していきます。
ブラケットやワイヤーは様々な素材から選ぶことができ、透明や白など、目立たない素材もあります。
なお、ワイヤー矯正には、歯の表側に器具を付ける表側矯正と、歯の裏側に器具を付け装置を目立たなくする裏側矯正(舌側矯正/リンガル矯正)があります。
マウスピース矯正とは、自分で取り外しできるマウスピースを装着して歯並びを整える矯正方法です。
様々なマウスピース矯正がありますが、代表的なのは「インビザライン」です。
矯正装置や期間、費用などは治療内容によって異なります。目立ちにくい矯正治療など、目的に応じて適切な治療を受けましょう。
まずは歯科医院に相談するとよいでしょう。
赤ちゃんのブラッシングは何ヶ月頃から始めればいいですか?
通常、生まれたばかりの赤ちゃんは歯が生えていないため、ブラッシングをする必要はありません。
最初の乳歯は生後6ヶ月くらいに前歯から生えてきますので(個人差はあります)、最初の乳歯が生え始めたらブラッシングをしてあげましょう。
注意点は、いきなり歯ブラシを使わないこと。多くの赤ちゃんは歯ブラシが口の中に入るのを嫌がるため、最初は綿棒やガーゼで歯を拭う程度でいいので、徐々に「口の中に異物が入る感覚」に慣らしてあげましょう。
なお、歯ブラシに切り替えるのは、上の前歯が4本生え揃ったタイミングが目安だとされています。
オフィスホワイトニングが終わった後の注意点を教えてください。
オフィスホワイトニング後は歯が着色しやすくなっているため、2~3日は着色しやすい飲食物は控えるようにしましょう(コーヒー・紅茶・カレー・キムチ・チョコレートなど)。
また、喫煙者の方は、施術後2~3日は禁煙するようにしましょう。できるだけ食後にすぐブラッシングやうがいをすることも重要です。
上述の注意点を守っていただければ、理想の白い歯を手に入れられるはずです。