よくあるご質問 QA

よくあるご質問

子供にマウスピース矯正治療を受けさせようと思っています。失敗しないためにはどうしたらいいですか?

子供の歯並びが気になっており、マウスピースでの矯正を考えています。マウスピース矯正治療を行ううえで、失敗しないためにはどのようなことに気をつける必要があるのか、また治療に際し痛みなどはあるのかを教えてください。

白鳥スワン歯科・矯正歯科からの回答

親であればお子様の歯並びは気になってしまうものですよね。歯並びの悪さを子供の頃から放置してしまうと、後に悪影響が出てしまうこともあります。そのため、検診を兼ねて歯科医院を来院し、歯の状態を正確に知ることが賢明です。ここでは、矯正治療を受けることが決まったあとに、それが失敗しないよう気をつけるべきポイントを紹介します。

矯正治療は何歳ぐらいに受けるのがよい?

お子様一人ひとりによって歯の成長は異なるため、「何歳から治療を受けた方がよい」と明確に年齢をお答えすることはできません。ただし、歯並びは適切なタイミングで治療しないと、悪化してしまう可能性があります。早い段階で診察を受け最適な治療時期を相談するのが確実でしょう。

歯並びや噛み合わせの悪さを放置してしまうと以下のような悪影響が出てしまう可能性があります。

むし歯や歯周病になりやすくなる

歯並びが悪いと歯磨きをしても汚れが残ってしまい、むし歯や歯周病の原因となる可能性が高くなります。

肩こり・腰痛・顎関節症に繋がる可能性も

噛み合わせの乱れを放置すると顎の成長などにも悪影響を及ぼし、肩こり・腰痛・顎関節症の原因となることがあります。

見た目のコンプレックス

口元は顔の印象を左右する部分でもあるため、見た目にコンプレックスを抱いてしまうお子様も少なくありません。

マウスピース矯正によるメリットとは

矯正治療にはさまざまな方法があります。ここでは、マウスピース治療のメリットについてご紹介していきます。

矯正装置が目立ちにくい

マウスピース矯正では薄く透明なマウスピース型の装置を使用するため、一般的な矯正治療に比べ周囲から気づかれにくくなっています。

取り外しが可能

食事や歯磨きなどのタイミングで取り外せるので、お口の中を清潔に保つことができます。

痛みが少ない

マウスピース矯正ではマウスピースを2週間ごとに取り換え、少しずつ歯を動かしていきます。そのため、ほかの矯正治療と比べて痛みを抑えることが可能です。また、違和感が比較的少ないのも大きな特徴のひとつ。治療中に「違和感があって話しづらい!」という悩みが少ないことは、大きな魅力と言えるでしょう。

マウスピース治療の注意点

マウスピース矯正はメリットも多いですが、注意点ももちろんあります。たとえば、マウスピースがお口に入っている状態だと、唾液の循環がさえぎられるためむし歯菌を洗い流しにくくなり、その結果むし歯になりやすくなります。

決められた装着時間を守る必要があるのも、注意点のひとつです。これを守らないと、計画通りに歯を動かせず、治療期間が延びてしまうこともあります。

なお、マウスピース治療は痛みが少ないとされていますが、人によっては多少の痛みを感じることがあります。強い痛みを感じたり、痛みが長く続いたりするようであれば、一度歯科医師に相談しておきましょう。

白鳥スワン歯科・矯正歯科 院長より

歯並びが悪い状態を放置してしまうと、将来的に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。しかし、早い段階で歯科医院を受診すれば、治療に最適なタイミングを見極め、短期間で、なおかつ少ない費用で矯正治療を行うことができます。

また、子供は顎の骨が成長過程にあることにも注目しましょう。骨の発育を調整しながら歯並びを整えれば、抜歯せずに治療を行える可能性があります。一方、顎の成長が止まった大人の場合、歯を矯正するには抜歯したり歯を動かしたりする必要があります。

ですからお子様の将来のためにも「たかが歯並び」と軽く考えず、なるべく早いタイミングで医師に相談することをおすすめします。

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